加藤清正の軍令は、蔚山城の戦い(ウルサンじょうのたたかい)に関するものかと思われます。
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本妙寺様から御依頼いただいた掛軸の修復例です。
左が修復前、右が修復後です。
文化財保護の観点から、薬品を使わずに水だけで可能な限り汚れを落としました。
薬品で、ほぼ真っ白にすることも可能です。
草名(花押)拙者は軍功之儀は
大日本は申すに及ばず、異国
にても手にたへ(べ)ものも候はず
うる山兵糧につきても諸率(そつ)
臆病のものなし 兵 ひとへに
髙祖大師(日蓮)を頭にいただき朝夕
南無妙法蓮華経と申(す)故
軍(いくさ)に勝もの喰はずとも命
に別條はなく候 此旨(このむね)諸軍
へ申触すべし(くりかえし)
五月四日 清正{押花}
木村重勝どの
右加藤清正卿の軍令は
同卿の真蹟に拠り謹書したる
ものにして固(もと)より一字をも
加減せず。但(ただ)原書の題目中
「華」の一字脱しあるを以ってすなわち
之を?補(てんほ)せり。
昭和三年令式の当日
本尊の霊前に於て
宮中顧問官
海軍中将
子爵 小笠原長生謹記
掛軸・額・屏風など、修復・仕立て直しを請け賜っております。2万円から。
見積もりは、無料ですのでお気軽にお申し付けください。
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